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犯罪被害者等基本計画の要望提出、ありがとうございました

何度か呼びかけました、犯罪被害者等基本計画の要望について、要望を提出してくださった方にあつく御礼申し上げます。


「しあわせなみだ」様が、要望を内閣府に提出してくださいました。
こういった機会をつくってくださった、「しあわせなみだ」代表、中野様に感謝してやみません。ありがとうございました。


しあわせなみだ様の方で、「犯罪被害者等基本計画」要望を提出 のエントリをあげてくださっています。

代表の中野様ご自身の要望書も、PDFファイルで見ることができます。
被害者への優しさと敬意に満ちた文章で、中野様の真剣な思いが伝わってきます。読む人をはっとさせるものだと思いました。皆様も、ぜひご覧ください。


「しあわせなみだ」中野様に、内閣府から、匿名の要望も、個人の要望として取り扱ってくださるというお返事があったそうです。とても嬉しく、なみだが出ました。
中野様に感謝してやみません。


また、内閣府の方から、性暴力被害支援団体にも公聴会に参加してもらうよう要請があり、いくつかの団体が動き始めているようです。


要望を提出したかったとご連絡いただいた方々、提出したいけど何をどう書いたらいいかわからない、書いているうちにとても混乱した、という苦しい思いを伝えてくださった方々、今後もまたこういう機会があると思います。そのときはまた呼びかけさせていただきますので、ぜひよろしくお願いいたします。ゆっくりゆっくり、ご自分のペースで、回復をすすめていかれるのが一番ですので、あまり気にやまれないでくださいね。


性暴力について、「しあわせなみだ」中野様はじめ、多くの方が、なんとかしたいと取り組んでくださっています。


「しあわせなみだ」様はじめ、多くの方々の熱意で、少しずつ、性暴力被害者への眼差しが変わりつつあるのを私も肌で感じています。


私も、できることを探して動いていこうと模索中です。

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いつのまにか・・・

いつのまにやら9月も終わりですね。
カレンダーをみて、いかに長くブログを更新していなかったかを気付き呆然とします。

ここのところずっと夢を見ています。あまり夢を見ることってないのですが、ほぼ毎日です。
六日連続、悪夢をみたときにはさすがにまいりましたが、ようやく悪夢ではなくなりました。
最近は昔の知り合いがやたらと出てきます。不思議ですね・・・。


ブログの更新をさぼっていたあいだ、ご心配をおかけして申し訳なく思います。
少し私生活にも変化がありまして(実は悪夢に耐えかねて、別居中のパートナーに戻ってきてもらった次第です;別居した理由は全く解決していないのですが・・・)、パソコンにむかう時間、ネットできる時間が減りそうですが、今後もなんとか時間をみつけ、ぼちぼちながら更新していきたいとおもいますので、よろしくお願いいたします。メール返信も遅れていて申し訳ないです・・・。


最近あまり小説を読んでいなかったので小説を読みまくったり、DVD見たり、絵を描いたりしていました。下手の横好きですが、絵を描くのが好きです。無性にたくさん描きたくなり、デッサンと水彩、クロッキー(ものすごく下手です。線が多すぎます)を描いていました。

内閣府に提出する、性犯罪被害者、そのご家族ご遺族の方からの要望について

以前に、内閣府に提出する、犯罪被害者等基本計画へ、要望を提出しませんかという趣旨で2つのエントリをあげました。

「犯罪被害者等基本計画」について、要望をお寄せください
と、
私個人の意見を思いつくままに書いてみた、性犯罪被害者としての要望
です。

性暴力ゼロネットワーク「しあわせなみだ」様が、匿名でも提出できるように、とりまとめて提出してくださいます。


問題の根が深すぎて、まとめるのはなかなか難しいかと思います。
どんな形でも結構です。
今まで、匿名で、公的機関に意見を言える機会があまりなかったので、こういう機会は貴重だと思います。
内閣府は、警察に都合の悪いであろう意見等もサイトに載せているので、聞く耳は持っていると思います。


今の自分にあわせた、無理のない範囲で、要望を出してみませんか?漠然としたものでも、全然問題ないです。
思っていること、言いたいことを、伝えてみませんか?


文章でも、

箇条書きでも、

もちろん、一言でも。



どういう方法でも大丈夫です。


締め切りが本日までで、このエントリをあげるのも迷ったのですが、迷っていらっしゃる方に、どんな形でもいいということを伝えたいと思い、書いています。


締め切りは本日9/18(金)です。
どうか、くれぐれもご無理なさらず、お体とお心に無理のない範囲で、提出していただければと思います。



ご要望は、どちらでも、匿名で大丈夫です。


①「しあわせなみだ」の代表、以下の方法で、中野宏美さまに直接送られるか、 
*****************************************************************************
1)アメブロの「ルーム」にある「メッセージを送る」から http://profile.ameba.jp/nakanohiromi/
2)mixiで「メッセージを送る」から「中野宏美」「しあわせなみだ」で検索してください
*****************************************************************************


②私あてに、メールもしくはブログ(上の2つの記事でも、この記事でもどれでも構いません)の非公開コメントでお送り下さい。(公開されたい場合はもちろん公開コメントで大丈夫です。)
 私から「しあわせなみだ」様に、責任をもってお送りします。

※メールの際は、いったんご自分あてに送信し、送信者表示名が本名となっていないかを確認のうえ、お願いいたします。フリーメール等のご利用をおすすめしています。



既に提出していただいた方、ありがとうございます。お疲れ様でした。


それでは、よろしくお願いいたします。

置き去りにされている犯罪被害者 ― 性犯罪被害者

発信箱:特別な被害者=磯崎由美(生活報道部)


 全国で初めて性犯罪を審理した青森地裁の裁判員裁判を、小林美佳さん(33)と傍聴した。ほとんどの人が声を上げられない中、小林さんは被害を実名で公表し、性被害に遭うということがどんなことかを伝えてきた。

 別室にいる被害女性Aさんがモニターを通して意見陳述を始めた。涙で声が震える。「裁判員裁判だからと注目されて、すごくつらい。それでも法廷に来たのは、この苦しみをどうしても伝えたかったからです」。小林さんも自分の事件の記憶がよみがえり、声を殺して泣いていた。私は筆談で「外に出ますか」と伝えた。彼女は首を小さく横に振り、こう書いた。「Aさんが頑張っているんです」

 法廷で性暴力の詳細を明らかにした検察側を「そこまで言う必要があるのか」と疑問視する声もあった。過剰と思える表現があったのは確かだ。でも小林さんは悲しそうに言った。「そこまで言う必要がない痛々しい事実。そう言われると、その事実を背負って生きる者としては複雑です。性被害はますます語れないものになってしまう

 どうして性被害は犯罪被害の中でも特別な存在になってしまうのだろうか。青森の事件の被害者は2人とも、事件のことを同僚に知られないかとおびえて暮らしているという。周囲の目を恐れ、警察に届け出ることもしづらい社会は、加害者が犯行を重ねていくのに都合よくできているとさえ思える。

 求刑通り懲役15年の判決になったのは、勇気を振り絞り出廷した被害者の力だろう。裁判員の一人は記者会見で「従来の判決が低すぎたと感じた」と言った。裁判員の真摯(しんし)さに思った。司法は性犯罪を軽く見てはいなかったかと

毎日新聞 2009年9月9日 0時01分     ※強調は引用者 

 

小林美佳さんは、裁判だったら耐えられなかっただろうとも、仰っているし、
裁判員裁判で、詳細に読み上げられたら命を絶つともテレビで仰っていた。複雑な思いでいらっしゃるだろう。私も、複雑な思いだ。

私はそもそも、性犯罪については事情聴取からしておかしいと思っている。ポルノのように見る警察官。検察はそこまでひどくはなくても。書く人の意識がある程度反映されてしまう。


性犯罪が司法関係者に特に軽く見られている現実。
性犯罪被害者が、他の犯罪被害者から置き去りにされている現実。

いろいろな方面からそれが見られるのだが、時効撤廃についての動きを見ていこう。

まず、7月には、撤廃に向けて本格的な諮問会議が始まった。森英介法務大臣は、性犯罪を裁判員制度の対象から外すかどうかについては、全く無関心であったのに。


                                           ※以下、強調は引用者

「時効」よ止まれ:公訴時効、殺人事件「廃止」 法相勉強会が結論、法制審に諮問へ      毎日新聞 2009年7月17日 

 ◇遡及可否、慎重に検討

 森英介法相は17日の閣議後会見で、殺人など生命を奪った凶悪・重大な事件については、公訴時効の廃止が相当とする法務省内勉強会の検討結果を発表した。「国民の正義観念が変化し、国家の刑罰権に期限を設けることは適当でない」とした。法改正した場合、改正前に発生し、現在も時効が進行中の事件にもさかのぼって適用する「遡及(そきゅう)適用」も憲法上許されると判断したが、是非はなお慎重に検討するとした。

 殺人など死刑が上限の罪については、05年の刑事訴訟法改正で公訴時効が15年から25年に延びたが、廃止となれば、明治時代の旧刑事訴訟法(1890年制定)で時効制度ができて以来、初の抜本的な見直しとなる。法務省は早ければ今秋の法制審議会(法相の諮問機関)に、刑訴法改正案などを諮問する。

 検討結果では、国民の意識の中に「生命を奪った事件は他の犯罪とは質的に異なり、特別で厳正に対処すべきだという正義観念がある」と指摘。時効制度の存在理由とされる(1)処罰感情の希薄化(2)犯人が一定期間処罰されていない「事実状態の尊重」(3)証拠の散逸--については、それぞれ「社会の処罰感情の希薄化という事情はもはや妥当ではない」「犯人を処罰して社会秩序の維持・回復を図ることを優越させるべきだ」「検察側に重い立証責任を負わせるが、起訴を断念するのは適当ではない」との反証を挙げて、制度の見直しの必要性を強調した。

 廃止の対象は、「殺人など特に法定刑の重い重大な生命侵害犯」とし、傷害致死や危険運転致死など生命にかかわる罪も「均衡上、期間の見直しを行う必要がある」として延長を検討する。一方で、捜査体制の維持や資料保管などの問題点も挙げ、今後十分な検討を要すると付記した。

 法改正前に発生した事件への遡及については、これまで遡及処罰の禁止を定めた憲法39条とのかねあいが指摘されてきたが、「実行時に適法であった行為を処罰したり、違法性の評価を変更して刑を重くするわけではない」として、「憲法上は許される」との見方を示した。一方、05年改正時には遡及適用をしていない点との整合性から、政策上の是非をさらに検討する。

 法相の勉強会は今年4月、(1)時効の廃止(2)期間の延長(3)DNA型情報を被告として起訴する制度(4)検察官の請求で時効を停止する制度--の4案を提示。その後、被害者団体や学者、警察庁、日本弁護士連合会から意見を聴いたほか、国民からも意見募集。廃止と延長を組み合わせた結論に至った。


■解説

 ◇「遺族感情」共感高まり 証拠物保管などに課題

 殺人事件の公訴時効を廃止するか、大幅な延長をするかは、人の寿命を考えれば実効性の意味で大きな違いはないと指摘されてきた。それでも法務省が廃止の方向へ大きくかじを切ったのは、被害者・遺族の思いに共感する世論の高まりが、時効の存在理由そのものを薄れさせたと判断したことが挙げられる。

 しかし、時効を廃止した場合、捜査体制の維持や証拠物の保管など、捜査上のネックは大きい。事件発生から数十年を経た逮捕・起訴で公判が始まった場合、証言者の記憶があいまいになっていることも考えられ、検察側に重い立証責任を負わせる。被告側も反論が困難になることも考えられる。

 こういったハードルをどう克服していくか。遺族感情の尊重から始まった制度改正論議は、今後は学者や実務家を多数交えた法制審議会に場が移る。意義付けとともに、着地点へ向けた具体的な方策を明示することが求められる。【石川淳一】

2009年7月17日


同じ記者の方が、犯罪全体のバランスという点での疑問を、記事にされている。

記者の目:殺人の公訴時効廃止、法改正の前に=石川淳一


 殺人など凶悪・重大事件の公訴時効見直しを議論した法相の勉強会が「殺人罪の時効廃止」の方針を表明した。勉強会を始めた当初から法務省内には消極論が少なくなかったため、明治期以来の時効制度改革に踏み込んだことに私は驚かされた。時効が迫る殺人事件の遺族らの悲痛な叫びが世論を突き動かした結果といえる。一方で、国が悲惨な殺人事件の遺族を救済しようとするあまり、殺人以外の事件の被害者施策や、犯罪抑止といった刑事政策のバランスに目が行き届いているのかどうかという点で疑問が残る刑罰法制のバランスは、社会秩序を守る意味で非常に重要だと考えるからだ。

 時効廃止の方針が出た後、殺人事件の被害者遺族、小林賢二さん(63)に話を聞いた。上智大4年だった次女順子さん(当時21歳)は96年に命を奪われ、犯人は捕まっていない。事件当時、私は同じ大学の同じ学年で、面識はなかったが大きな衝撃を受けた。「法律だから(時効になると)あきらめないといけないのか。理屈抜きに何とかしなければ」。そう考えた小林さんは昨年9月、時効廃止に向け活動を始めた。その思いを聞き、遺族に時効という概念を押しつけるのは酷だと痛感した。被害者や遺族の苦しみは癒えることなどないのだ。

 英国には時効の概念がなく、米国もすべての州法で殺人に時効がない。殺人事件の時効廃止は決して特別なことではない。勉強会が結論を持ち越した、時効が進行中の事件でも廃止する「遡及(そきゅう)適用」も、実現しなければ今声を上げている被害者を救済できないため必要だと思う。

 それでも、バランスという視点に立てばどうか。今回の方針のポイントは、殺人罪を「例外視」したことにある。勉強会の報告書は「生命をあえて奪った犯罪は質的に異なるという国民の正義観念がある」と説明するが、殺人以外の罪については時効延長を検討しつつ「どこかで線を引く必要がある」との見解だ。


 07年に時効を迎えた強姦(ごうかん)被害を実名で告白する小林美佳さん(33)は「性犯罪被害者が、ますます被害者の中で置き去りにされる疎外感を覚えた」と感じている。美佳さんには同様の被害者からの相談メールが1年で1500件を超えたが、このうち警察に届けた人は10人ほど、裁判にたどりついたのはたった3人。あまりに多くの被害者が、被害を訴えられないまま一人、胸の中で時効を迎えている。こうした人たちには時効廃止とは全く別の施策も必要だ

 一方で、交通事故の被害者団体は、交通死亡事件の時効廃止を訴えている。突然家族を失った悔しさや悲しみが根底にある。

 だが、人員や証拠保管の問題を背景に、事件が長期化するほど捜査態勢は縮小する傾向にある。日本弁護士連合会は「時効廃止で本当に被害者や遺族が期待する犯人検挙が可能となるのか」と疑問を投げる。04~07年に時効の成立した殺人事件は193件。この間、時効成立後に犯人が判明したのは3件に過ぎない。

 オウム真理教の事件を受けて被害者施策の重要性が叫ばれ、05年には犯罪被害者等基本法が施行され、改正刑事訴訟法施行で殺人罪が15年から25年に延長など公訴時効も見直された。刑事裁判への被害者参加や損害賠償命令、少年審判の傍聴なども法改正で制度化された。それまで被害者を「かやの外」に置いてきた司法を変えた意味で高く評価されるべきだが、これらの流れの中心にあるのはあくまで重大事件の被害者であり、必ずしもすべての被害者のために立法されたとは言い難い。

 被害者の声を受けた制度改正を、成城大の指宿信(いぶすきまこと)教授(刑事訴訟法)は「厳罰だけを是とする市民感情を取り入れた刑罰のポピュリズム」と指摘する。「被害者施策は『整った』のではなく『偏った』。一部の要求が実現したに過ぎない。施策が進んだというのは幻想」とも言う。

 厳罰化の流れの中で、市民の応報感情は立法作業に色濃く反映されつつある。それは国民の求めでもあり、自然な反応とも言える。私が指摘したいのは、被害者の声に押された形での立法を繰り返すのではなく、真に被害者全体を救済する広範な政策を進めてほしいということだ。

 声の上げられない被害者への対応新たな事件発生を食い止めるための犯罪防止や、刑務所出所者の再犯防止を図る総合的な施策。迅速な検挙のための予算や法制度による捜査体制の強化。被害者への経済的、精神的ケアのさらなる充実--。法務省は早ければ今秋の法制審議会に刑訴法改正案などを諮問する。時効廃止という大転換を機に、こうした政策をはじめとする広範なテーマに視野を向けて議論を深め、あらゆる立場の国民に説得力の持てるバランスある制度を提示してほしい。(東京社会部)

毎日新聞 2009年8月21日 0時04分



8月30日は衆議院の選挙だった。
自民党の劣勢が伝えられ、民主党政権の実現が目に見えてきたとき。
動きが起こった。政治的な案件ということだ。

重大犯罪の時効撤廃、法務省が諮問先送り方針

法務省は、殺人罪など重大事件の公訴時効撤廃を盛り込んだ刑事訴訟法改正に関する原案について、9月17日に開かれる法制審議会への諮問を見送る方針を決めた。

 法制審の日程が衆院選後の組閣直後に当たる上、現時点では撤廃に慎重な姿勢を示している民主党の動向を踏まえ、この時期の提出は適切ではないと判断した。時効撤廃は犯罪被害者の切実な声から同省が改正に乗り出したものだが、政治情勢の影響を受けることになった。

 今回の時効撤廃案は、森法相が今年1月、制度のあり方を再考するため設置した勉強会で議論された。政務官や同省幹部により検討が行われ、7月、殺人罪など特に重い罪の公訴時効を撤廃すべきだとの報告書をまとめ発表した。

 これを受け、同省は審議のたたき台となる原案作りに着手。9月17日に予定される法相の諮問機関・法制審議会へ提出する方向で調整されていた。

 一方、民主党は刑事政策の一つとして、刑罰のあり方を考えるプロジェクトチーム(PT)で今年、公訴時効制度の見直しについても論議を始めた。今回の衆院選に伴い発表した政策集では、法定刑に死刑が含まれる重罪事件で特に悪質な事例について、「検察官の請求によって裁判所が公訴時効の中断を認める制度を創設する」とした。完全な撤廃には慎重とみられる。

 さらに、PTは犯罪被害者側の要望と、容疑者側の権利擁護のバランスをとることを重視。冤罪(えんざい)防止などの観点から、取り調べの録音・録画(可視化)を広げるべきだとの意見が強いという。

 これに対し、同省はすべての刑事事件について取り調べを可視化することには難色を示す。PTでは「時効見直しを考えるなら、可視化をさらに進めるべき」という意見も出ているため、同省は現政権下で進めてきた政策と符合しない可能性も考慮し、法制審への諮問を見送ることにした。

 ◆選挙後も議論を◆

 犯罪被害者遺族の長年の願いがこれで途絶えるものではない。法制審での審議は、2004年に殺人罪などの時効が15年から25年に見直されて以来の大きな動きだっただけに、被害者側からは懸念の声も出そうだ。しかし法務省刑事局は「実務上、新内閣や大臣の考え方を聞かなければならない。見直しの方針に変わりはない」としている。

 優勢が伝えられる民主党も、現行の時効制度について問題意識を示す。未解決事件が多く、犯人が逃げ延びてしまうこともある現行の制度を見直すという点では方向性は同じだ。衆院選後も実りのある議論が続くことを期待したい。(社会部 中村亜貴)

(2009年8月26日03時14分 読売新聞)



そして選挙後、民主党の圧倒的勝利を受け、最近の動き。

殺人事件遺族の会:「時効見直しを早急に」新政権に訴え

 凶悪事件の公訴時効撤廃・停止を求めて結成された「殺人事件被害者遺族の会(宙=そら=の会)」(宮沢良行会長、21事件遺族)は、東京都葛飾区の上智大生殺害事件(96年)と愛知県豊明市の母子4人殺害事件(04年)の発生日にあたる9日、葛飾区内で緊急集会を開き、民主党を中心とする新政権に対し、時効問題の速やかな検討を訴えた。

 民主党は「刑罰のあり方検討プロジェクトチーム」で、公訴時効見直しについて議論を進め、今年4月には宙の会からヒアリングした。衆院選のマニフェストでは時効問題に言及しなかったが、7月17日現在の政策議論の到達点をまとめた「政策集2009」の中で、「法定刑に死刑が含まれる重罪事案のうち、特に犯情悪質な事案について、検察官の請求によって裁判所が公訴時効の中断を認める制度を検討する」と盛り込んでいる。

 一方、森英介法相の法務省内勉強会は7月17日、殺人など生命を奪った重大事件について「公訴時効の廃止が相当」と結論づけ、現在時効が進行中の事件にも法改正の結果を遡及(そきゅう)させることも「憲法上可能」とした。法務省は勉強会の検討結果を、新政権の法相に伝えた上で、法制審議会(法相の諮問機関)に、刑事訴訟法改正案を諮問する方針とみられる。

 緊急集会では冒頭、世田谷一家殺害事件(00年12月)で長男一家4人を失った宮沢会長(81)が「私たちと同じような苦しみを誰にも味わっていただきたくない。事件抑止のために、時効見直しを早急に進めてほしい」とあいさつ。上智大生殺害事件で次女を失った小林賢二・代表幹事(63)は「新政権は『国民の生活が第一』と主張している。国民の安全につながる時効制度の見直しを、喫緊の課題として受け止めていただけると確信している」との緊急声明を読み上げた。新しい法相にこの声明文を提出する。

 上智大生殺害事件は96年9月9日、小林順子さん(当時21歳)が首などを刺され殺害された。母子4人殺害事件は04年9月9日、豊明市の加藤利代さん(同38歳)と子供3人が刃物などで殺害された。いずれも自宅は放火された。【山本浩資】

 ◇宙の会緊急声明(要旨)◇
 私たちは、かけがえのない家族の命を失いました。一方、命を奪った未解決事件の犯人は逃亡し、時効が来れば一切の責任を負うことなく堂々と生きていけるのです

 命の尊厳を極める社会こそが安全な街との目標を定め、時効撤廃こそが道理ではないかと訴えてまいりました。国民の声、法務省の対応、各党のヒアリングで、撤廃の方向性に光明を見いだしているところです。

 新政権で方向性が一層加速することを期待しています。「国民の声」を重視し、「国民の生活が第一」と掲げる政策から、国民の安全につながる時効見直しは、喫緊の課題として受け止めていただけると確信しています。

 時効撤廃で、公訴提起(起訴)の機会を残し、責任を問う機会を保つことが、正義の実現と言えるのではないでしょうか。




私は、性犯罪被害者だ。同時に、犯罪被害者でもある。

だが、犯罪被害者は、性犯罪被害者を除け者にする。そういうつもりはなくても、現実にそうだ。置き去りにされているのだ。(上の記事に書かれている方たちのことではない)

実は、裁判員制度のことでも、あちこちの犯罪被害者の会にもSOSメールを発信し、声をかけたのだ。守秘義務については同じなのではという思いがあったから。
だが反応はなかった。

他にも同じようなことはずっとずっと繰り返し起きている。


置き去りにするならば、特別に扱うつもりなのかというとそうではなくて、都合が悪くなると「性犯罪だけ特別扱いする必要はない」とこういうときだけ同じ扱いをすることを主張する。
要するに、何も考えていないのだ、性犯罪に対して。


また、犯罪被害者と犯罪被害者遺族は、違う。もちろん遺族の方も犯罪による被害で家族をうしなったのだから、被害者ではあるだろうが、害を被った本人とは違う。

犯罪被害者の地位向上は、犯罪被害者遺族の一部の力ある人々によってもたらされてきた。
なので、社会一般の目から見た”犯罪被害者”への眼差しは、犯罪被害者本人の立場からすると違和感を感じる。


被害者だって国民の一人なのだ。
厳罰化や処罰感情だけで生きているわけではない。
厳罰化というと、加害者本人への個人的な恨みという面がクローズアップされているように感じる。
本人への個人的な恨みであれば、刑事裁判などしない。

私は、訴えるべきとは言えない。到底言えない。より傷がえぐられ深くなったようにさえ思う。
だが、訴えないほうがいいという、その現実はおかしいと思う。

どうして訴えたかというと、助けてほしかったからだ。身の安全を保障してほしかったからだ。
助けを求めただけだ。当たり前のことをしただけだ。
正義とは、当たり前のことではないのか。

性犯罪の場合は特に、その当たり前のこと、正義が叶わない、あまりに加害者が守られ被害者が貶められ、まるでこちらが犯罪者であるような扱いを受ける現実に、うちのめされる。


強姦罪が親告罪であるのが問題だ、と言われているし私も問題だとは思うけれど、それは訴えないと犯罪としてしか扱おうとしない、訴えても告訴取り下げを強要されるような現実だ。
実際に、親告罪ではない強姦致傷罪や集団強姦罪でも同じことが起きているからだ。
性犯罪では、犯罪を犯罪と認知しないことが問題なのだ。


刑事裁判は、民事裁判とは違うのだ。
厳罰化、処罰感情と非難し警戒するよりも、裁判の意味をまずきっちり理解してほしいと私は思う。


そして、被害者だって国民の一人であることを忘れないでほしい。
被害に遭ったその瞬間から、別の人間、国民ではないように扱うのは勘弁してほしい。
加害者は、逮捕されても自動的に国選弁護人が付く。弁護人に会いたいと希望すれば会うことができる。衣食住に困ることもない。


だが被害者は、弁護士を頼むのも大変だ。探すのも簡単ではない。特に性犯罪に関しては、理解ある方の方が少ないのだから。
そして、検察官は、被害者には最低限の情報しか与えない。被害者が疑問に思ったり説明してほしいと思う点があっても、検察がその必要はないと判断すれば、無理だ。
会うことも電話することも、自由にはできない。

加害者は自分の都合で弁護人に会うことはできるのに。
弁護人は、被害者の情報も入手できる。調書も。そして戦略をたてることができる。
だが検察官は、今まであまりに勝手にしてきていた。被害者の意思をふみにじることさえ平気で。


被害者がどういう扱いを受けてきたのか、性犯罪被害者は中でもどういう扱いを受けているのか。
厳罰化や処罰感情と決め付ける前に、知ってほしいと思う。

逮捕されても衣食住に困ることのない加害者と違い、
被害者は、人生を奪われるに等しいダメージを受けても、働きたいのに働けなくても、何の経済的支援もない。



厳罰化が騒がれているが、性犯罪の場合は今までの刑が軽すぎたのだから、前にも少し述べたが、仮に刑が従来より重くなっても、厳罰化ではない。適正化だ。

被害者は、適正化を望んでいる。むやみやたらと重くすればいいと思ってはいない。
逆に、軽くするならば、絶対に、再犯をしないという保証がほしい。


性犯罪は、他の犯罪とは違う。
何百人と殺人をすることは難しくても、何百人と性犯罪を行うことは、性犯罪者にとっては簡単だ。


性犯罪は、外国のデータでは、数十人から数百人の被害者を、一人の加害者を出す。
カナダでは、平均73人だ。


日本は、加害者を処罰しようともしない傾向が強いのだから、もっともっと多く、おそろしい数になっているだろう。
簡単に野放しにしろというのならば、社会的不利益をどう考えているのか。


前にも少し書いたが、私に危害を加えた加害者は、何百人の女性の人生に破壊的ダメージをあたえ、それでも、たった懲役6年数ヶ月だ。
仮釈放されるかどうかは、刑の3分の一終了した時点で審査の対象になるそうだ。態度や事件によって異なるという。その明確な基準はないようだ。あるかもしれないが内部の極秘事項だろう。
だんだん仮釈放が厳しくなっているから、3分の1ではおそらくならないだろうが、はっきりとは言えない。次はいついつに連絡してくれればわかる。それが回答だった。

私はしょっちゅう確かめないといけないのだ。あの、悪魔がいつ出てくるのかを。


自分のためだけではない。
他の女性に何百人と同じ事をしたのだ。
またそれが繰り返されるなんて、私にはたまらない。


時効撤廃を求める犯罪被害者の方のお気持ちを否定するつもりはない。
だが、日本は、犯罪被害者の地位向上が、犯罪被害者ではなく遺族の一部によりもたらされてきた。

犯罪被害者自体は長年活動していたのに、たったの数年でできた。すごいと思うし、その努力を否定するつもりはない。だが、もともとのスタートの地位が有利に働いたのは、申し訳ないが事実だ。日弁連での地位を考えると。

被害者参加制度を導入できたのは、大きな功績だと思うし感謝をしている。
それがどう思われる結果になったのか ― 厳罰化、処罰感情が強調され警戒されている今。
― それはまた彼ら自身の他での活動全てによるものなのだから、それはまた、同じように見られるのは ― 犯罪被害者としては、少し残念だ。

そして彼らの本音はこうだ。「暴行脅迫をもちいた性行為と、通常の性行為の違いがわからない」と。
だから彼らは、むしろ敵だ。
上の記事には出ていないが、民主党政権になり、どういう動きを今後していくつもりなのか。

犯罪被害者遺族の方たちを全て敵視しているわけではない。他の会の方々とは、力をあわせられたら、と思う。

私が、性犯罪被害者として、そして女性として、人間として許せないとただ思うのは、単に、「暴行脅迫をもちいた性行為と、通常の性行為の違いがわからない」男性弁護士の集まり、だけだ。ここにまず、司法関係者のおかしな感覚が反映されているだろう。
司法関係者の中でも、被害者支援に理解のあるハズの立場の人々だ。
こんな人たちのせいで「厳罰化」「処罰感情」と決め付けられるのはたまったものじゃない。


まず、歴史的に考えてほしいと思う。
日本は、戦前の、犯罪者に簡単に拷問をあたえていた現状を改善すべく、戦後は加害者の人権をかなり守ってきた。犯罪被害者より犯罪者の方に重点を置かれていたのだ。


今も、裁判員制度は憲法違反だと、主張している加害者のことが話題になっているけれど。
いちど犯罪被害者になれば、基本的人権などないに等しい。
申し訳ないが、わざわざ憲法違反だの言えるのが羨ましいとさえ思う。

いくら主張しても、聞き入れられないほど当たり前とされている、基本的人権を奪われている現実。
憲法自体、守られていない現実。
守ろうとしていない法律だらけの現実。


犯罪被害者の中でも、置き去りにされた性犯罪被害者を、どうするのか。
刑事訴訟手続き自体が、ありえないほど遅れている日本。

まずは、取り調べの可視化を。

冤罪の温床も問題だが、
ポルノのような調書ができあがるのは、取調官により質問され、被害者が答えたものを、被害者が一人称である調書で語る口調としてつくられるからだ。
情報は取捨選択される。被害者が重要だと思うところが反映されているわけではなく、取調官が重要だと思うところのみが反映される。


あまりに辛い事情聴取をなんとか終わらせ確認する頃にはぐったりしていて、やり直してほしいなんて言えないのが普通だ。
ましてや手書きであればなおさら。内容が間違っているわけではないのだから。
これについては、また別にまとめたいと思う。


冤罪ばかりに焦点をあてずに、被害者も事情聴取をされていることを忘れないでほしい。
被害者だから敬意を払われた対応をされているわけではないのだから。
いくつかの記事で述べてきたが、性犯罪被害者は、本当にひどい扱いを受けている。

時効関連で、証拠保全のことが触れられているが、日本は、性犯罪に関しては、時効でも何でもないのに、証拠保全さえできないのだ。
性犯罪被害者は置き去りにされているあまり、あまりにかけ離れた感覚の差を感じてしまう。


何より、殺人のみが凶悪犯罪とみなされている現実。性犯罪は犯罪とさえみなされていない現実。
異常だ。


欧米だけではなく、韓国にも台湾にも、被害後駆け込める、レイプクライシスセンター(ワン・ストップ支援センター)がある。
韓国のワン・ストップ支援センターについては、いくつかの記事でリンクをはったけれど、台湾の取調べ可視化の進んだ事情(というより日本が遅れているだけなのだが)についても触れておこう。


琉球新報  金口木舌  2009年6月7日 ((魚拓))

 あまり知られていないが、台湾は刑事事件の容疑者の取り調べに弁護士が立ち会う権利を確立している。1993年に沖縄弁護士会の視察に同行したことがある

全土の警察署の取調室にビデオカメラが備えられ、言葉を含めた暴力を振りかざして自白を迫る捜査に歯止めをかけていた。警察署内に置かれ、「自白強要の温床」という批判が絶えない代用監獄もない。隣国の先進性に視察団は目を見張った

▼台湾で立会権が認められたのは82年。短銃を使った銀行強盗事件が起き、拷問を受け自供した容疑者が現場検証の際に川に身を投げて自殺した。直後に真犯人が分かり、国民の猛烈な批判が法改正を促した

台湾の警察庁幹部はこう言い切った。「人権を保障するため、できるだけ弁護人を立ち会わせている。捜査に支障はなく、逆に適正さを証明できる。日本は刑事手続きでは後進国じゃないか」

▼90年に女児が殺害された足利事件で、冤罪(えんざい)を訴えていた菅家利和さんが、釈放された。菅家さんに罪を着せたのは、不正確なDNA鑑定と尊厳を踏みにじる過酷な取り調べだった

▼取り調べの全面録音・録画がなされていれば、虚偽の自白による冤罪は防げた。検察当局は導入に消極姿勢を崩さないが、国民の視線は険しい。「後進国」と言われ続けないためにも、決断すべき時が来ているのではないか。




同じ内容のエントリを、別館の方にもあげましたので、性暴力に理解のある方以外は、そちらへお願いしております。

別館の方針転換、カテゴリの整理

当ブログについて。

前に、「別館をたちあげました」のエントリで、別館は衝突の多そうな話題をエントリにあげる、と書いたのだけれど、どこでかみつかれるか予測不能ということがわかった。
また、別館の方を更新すると自動的に読みに来てくださる方もいらっしゃるようなので、別館にもなるべく同じ記事を最近はあげている。


性暴力に理解のある方、被害者の方やその周囲の方、は基本的に本館、こちらで交流したくて。
そうでない方、疑問やご意見、議論は、別館にお願いしている。

本館に変なコメントがくることがぐんと減ったので、この方が安全感、安心感があるなあと思い、この方針でいこうと思う。
ただ、別館は、本館と同じ内容でない記事(少ないけど今後増えるかもしれない)については、フラッシュバック等の注意書きはないし、不快なコメントもあるので、そのあたりは体調にご留意ください。



今日はカテゴリがごちゃごちゃになっていたので、整理した。

記事の表示順も、このテンプレートは古い順、新しい順の切り替えがきかないようなので、

月別アーカイブ→新しい順
カテゴリ→古い順


にしてみた。

直接会って、対応できる機関がない現実

NHK 福祉ネットワークで、「政権交代 自殺対策への提言」を見た。

番組サイトから引用


<内容>
 今年に入り、月ごとの自殺者数は過去最多のペースで増え続けている。また完全失業率も過去最悪の数字となった。
 失業や就職の失敗、借金など経済苦、生活苦による自殺が相変わらず増えている。番組では経済的な要因からの自殺をどう防ぐかを具体的に考えていく。さらに新政権に移行する中、民主党内閣の自殺対策に今後、求められるものは何かも考える。

<出演者>
清水 康之さん(自殺対策支援センター・ライフリンク代表)

                    ※再放送は、9月17日(木) 13:20~13:49


私はふだんテレビはあまり見ないので、本当に偶然だった。途中から見たのだけれど、印象に残ったことを書こうと思う。



<ハローワークを自死対策の拠点にしていく動き>

メールや電話での相談も、臨床心理士や産業カウンセラーなどで受け付けているところもある。
でも、そこに辿りつくには、自分の悩み、抱えていることを、言葉にして表現するエネルギーがいる。
それさえできないことも多い。

ハローワークでの調査結果では、職が見つからない就労困難への焦り、自信喪失、生活困窮など、
自死を考えている、考えたという方の割合がとても多かった。
ハローワークを拠点にすれば、何に実際困っているのかを把握することができ、具体的なサポートにとりかかることができる。

生活苦、借金などでより追いつめられている等の原因があれば、解決策や対応窓口を紹介する。
自治体で行っている法律相談なども、ハローワークでも週数回でも、行えるようにする、等。
必要な場合は精神科等の受診を勧める、等もあった。

とても具体的だと思った。



<行政が自死を考えている人に気付くためのポイント>

保険料や税金等の支払いの未払いの裏にあるものを考える、等、いろんな方面から



<自死を考えている人が訪ねる可能性のある行政窓口の対応の手引き>

一部紹介されていたけど、この手引き、とても具体的だった。
最初にこうした声かけをしましょう、等の話の聞き方。
状況を把握し、この場合はこう、この場合はこういう対応をしましょう、等。



<政治主導に>

それぞれの省庁の担当者が会議して、それぞれが進めるというやり方のお役所仕事には限界がある。効率も悪く、カバーしきれない。
本腰を入れて取り組むには、ネットワークの構築が必要で、もっと政治が主導する必要がある、等。



などなど、出演者の方のお話がとても説得力があった。
(本当はもっともっと濃い内容だったのだけれど、あやふやなのをそのまま書くのに抵抗があり、メモとっておけばよかったと後悔)



出演者の方の仰ることのひとつひとつに、共感できたし考えさせられた。


私も、常々、性暴力被害への直接的な支援窓口がないことに、嘆いていたから。
そして、自分の経験からも、ネットだと匿名性は守られるけれど、言葉にするには、かなりのエネルギーがいることが痛いほどわかるから。ひとり孤独に自分の体験に向き合うのは、つらい。文字だけで伝えるというのは難しい。

たとえば、要望を出したくても、難しいのではないか。つらいことを思い出さなくてはいけないからだ。
ひどいPTSDや鬱状態だと、考えをまとめるのも難しい。集中するということ自体が難しい。
そして、あまりに多岐にわたる問題だから、簡単にまとめられないと思う(私もそうだ)。
このあたり、悩み中。


例えば安心できる雰囲気の中で、会って困っていることを打ち明けられる、相談できる環境をつくる、というのは、とても難しい。早くクライシスセンターを全国につくってほしい。
専門機関がないから、必要な情報がどこにあるのかさえ分からない状態だ。
長期的にケアすることがどうしても必要なのだけれど。
たとえば自助グループも、地方だとやはり難しい。


性暴力特有の問題。
性暴力は心身にあたえるダメージが大きすぎるのに、適切なケアやサポートを受けることが難しい現実。さらにひとりで抱えこんで悩み苦しんでいく現実。
知られたくない思い。安心して相談できる場所がどこにでもない、少なすぎる現実。
言葉にすることさえ難しい苦しみを、どう軽減していくか。


こういったことをどうクリアしていくかが課題だ。

性犯罪被害者としての要望

犯罪被害者等基本計画に出す要望を募るエントリを書いたのですが、要望は大きいものから小さいものまで、私は山ほどありすぎて、こんがらがっています。
これは文章にすると収拾がつかなくなると思い、箇条書きに書いてまとめたいと思います。

とりまとめて提出してくださる、性暴力ゼロネットワーク「しあわせなみだ」様の方での締め切りが9/18なので、ぎりぎりいっぱい加筆&訂正予定です。順番も入れ替わるかもしれません。

現段階ではほとんどメモのような形でしかないですが、加筆修正しながら、エントリとしてもわかりやすいものにしたいとも思っています。

あまり参考にならないかもしれませんが、私個人の要望とはいえ、共通しているところも、もしかしたらあるかもしれないと思いましたので、メモのようなものですが、公開させていただきます。


意見や要望は、もちろん重なっても問題は全くないです。
むしろ多くの声が重なるところが大切だと認識されると思います。

ですので、皆様からもどんどん、ご意見、ご要望をお寄せいただけると幸いです。
性暴力に関することであれば、どんなことでも構いません。
あれがいやだった!こうしてほしい!でも、何でも。
特に内容に関する制限はありません。一行でも結構です。



内閣府の「犯罪被害者等基本計画」のサイトの中で、
「基本計画の作成方針及び手順について」がわかりやすいです。


この犯罪被害者等基本計画、平成17年に始めたようなのですが、

基本計画に盛り込まれた個々の施策については、実施可能なものは速やかに実施することとする一方、検討を要するものについては、検討の方向性を明示し、原則1年以内に、大きな制度改正又は財源の確保を必要とするものは2年以内(例外的に3年以内とするものもある。)に結論を出し、その結論に従った施策を実施することを方針とし、明確な期限の設定と方向性の明示により、できる限り迅速な施策の実施を目指した。

とあります。


現在、平成21年ですが、その割りに全く大事なことが反映されてないです。
本当に、犯罪被害者の中でも、性犯罪被害者への対策は遅れています

性虐待のスペシャリストである森田ゆり氏もとても大切なことをずっとずっと長年仰っているのに無視され続けています(後述)。
ここはぜひとも、なるべく多くの声を集めて、重い重い政府のオシリを叩きましょう!




<< 要望 >>

●裁判員制度について
・性犯罪を裁判員制度の対象から外す、もしくは被害者が選べるようにしてほしい
・早急に、裁判員に事前研修をするようしてほしい。(今すぐにでも)

※裁判員制度についてはいまひとつ、考えがまとまりません。混乱しています。可能な限り情報収集していますので今しばらくお待ち下さい。



●捜査機関(警察・検察)について

・どの警察署、どの検察でも同じ対応ができるようにしてほしい(バラツキがありすぎる)
・警察官、検察官は、被害者の要望があれば交代ができるようにしてほしい

・性被害への徹底した研修を全国レベルで行うようにしてほしい。
・性犯罪を、きちんと「犯罪」と認識すること。

・告訴取り下げを強要しないこと。告訴取り下げについては、一度最初にきちんと説明する。その後被害者の動向をうかがって捜査するしないを勝手に判断しない。
・告訴取り下げを前提に、必要なことをしない姿勢を改め、真面目に捜査すること。


・マスコミに注目されなくても、最大限努力して加害者訴追に力を入れること。
・警察は調書を持ち出してマスコミに流すのをやめてほしい。(重大すぎる個人情報です。組織として黙認せず処罰の対象にしてほしい、まずコピー不可にしてほしいと思います。)

・警察は、権力者や、公的立場の人間、地位が高いとされる職業の人間、頭のいい人間へ、へこへこして腰が引ける姿勢を改めてほしい。  

・被害者に対しても、どんな肩書きであれ年齢であれ、公平に扱ってほしい。勝手な偏見や思いこみを押し付けない。

・被害者へのきめ細かな情報提供を行ってほしい


●捜査について

・取り調べの全面可視化を警察も検察も一刻も早く導入してほしい
・「ポルノ」のような調書をとるのはやめてほしい。
・事情聴取は、性被害に訓練された人に対応してほしい。(形式だけではなく)
・何度も違う人に同じ話をしなくて済むよう、一回で済むよう、他国と同様に録画してほしい。
・録画テープはもちろん外に出さないようにすること。(現状のダメダメ警察では限りなく不安・・・クライシスセンターができるまで待つべきか)



●一刻も早く、24時間対応のレイプクライシスセンター(ワン・ストップ支援センター)をつくってほしい

・専用ダイヤルをつくってほしい (110や119と同様)
・子どもの性被害への対応ももちろん兼ねる。児童相談所に任せない。人数的にも無理、対応には特殊な知識と訓練が必要
・訓練された医療従事者による治療、証拠採取ができる
・着替え、シャワー等もある
・警察、検察の聴取が、訓練された捜査官により、一回で済むようにしてほしい
・弁護士にも相談できるようにしてほしい
・カウンセリングも無料で受けられるようにしてほしい
・シェルターも設置してほしい
・告訴するかしないかを決めるまで、証拠保存できるようにしておく。



●性暴力は、顔見知りによる被害が圧倒的に多いということを認識すること。

・見知らぬ人による性暴力のみを性犯罪と捉えている認識を改めること。
・顔見知りによる性暴力を”男女間の個人的なもめごと”として処理しないこと。
・性犯罪者のGPS導入したにしても、身近な人による性暴力をどうするのか、対応をきっちり考えてほしい

・性犯罪の受刑者に対しては更正プログラムをきっちり行うこと。(でもどう考えても更正不可能な人もいるので、無人島に同類男性と居住してほしい、とさえ個人的には思ってしまう。国外追放は他国にご迷惑がかかるし・・・対策が思いつかない)
・保護観察をもっと厳しく行うこと。



●児童虐待防止法を改正すること 

・「保護者による」の限定をやめる
・「わいせつな行為」という曖昧な表現をやめる

※森田ゆり氏は2000年の制定時、2004年、2007年の改正時も参考人としてこのことをずっと主張し続けていらっしゃるそうですが、全く無視されているようで、「今もって今後の改正課題にもなっていない」そうです。(「子どもへの性的虐待」森田ゆり著 岩波新書 2008年10月初版 p4より)
そういう姿勢だから、児童ポルノ法も、国会の議論が変な方向にいったのではないでしょうか。性的虐待に対する法律が全くもってなっていません。



●男性性被害の多さ、深刻さを認識すること。

・女性よりも更に強固な偏見と無理解がある。
・信じてもらえない、同性愛とみなされる等。
・レイプであっても、法的には「強制わいせつ」の扱い。さらに刑が軽い。
・理解ある援助機関、援助者が女性被害よりも更に更に限りなく少ない。とても深刻です。


●強姦罪を改正すること。

・男性性被害を強制わいせつではなく、レイプと認めること。
・夫婦間レイプも同様。
・13才未満の規定を改め、引き上げること。
・近親かんへの処罰を独自に定めること。
・現状が金品を奪う強盗より軽い罪であるのは問題だと認識し、刑罰を重くすること。



●強姦罪の「抵抗の要件」を廃止し、同意の有無を前提とした、性的自己決定権を守るための法律にする。



●レイプ・シールド法を定めてほしい

・過去の性経験は、犯罪と全く何の関係もないという当たり前のことを理解する。
・全ての女性が、性的自己決定権を持っているという当たり前のことを認識する。

・性犯罪以外の「被害者の落ち度」は、「犯罪を誘発するような行為」であるが、性犯罪の場合はおかしなことになっている。

「自己防衛をしなかった」「無垢でない(テイソウ観念がどうたらこうたら)」という性犯罪特有の被害者の「落ち度」はすなわち、時代錯誤な「女らしさ」の押し付けであり、女性の権利への侵害であり憲法違反であることを認めること。他の犯罪なら言わないことは性犯罪でも言わないようにする。当たり前のこと。
※だいたい加害者のテイソウはどうなってんだ、って話です。なんで被害者のテイソウとやらが問題になるんだかさっぱり意味がわかりません。


●判例をつぶさに検証してほしい
・「経験則」を、精神科医やカウンセラー等の専門家の意見を聞き、見直すこと
・「被害者はこうあるべき、こうでなかったのは不自然」というのは間違った経験則であると認めること。
・よくない判例については、参考にしたり踏襲するのをやめること



●「更正する」とみなしたのに再犯した場合、裁判官が何らかの形で責任を取ること

・「相場」「前例どおり」でほぼ自動的に刑を決める結果、初犯だと執行猶予が普通です。
 ですが例え初犯であっても、捕まって起訴されたのが初めてということであり、犯行自体は初回というのは少ないように思います。私以外にも、多くの被害者から話を聞いた実感です。
・手慣れているとわかっていてもあまり追及しないのが大問題。
・現状、刑罰があまりに軽すぎる。反省もせずすぐ出てきて同じことを繰り返す犯罪者が多すぎる。
・一人の加害者が数十人から数百人の被害者を出す。カナダのデータに平均73人という数字がある。日本は加害者への処罰が甘いため、もっと多いであろうと推測される。



●社会衛生上の観点からも、性暴力へのケア、サポート体制を整えることが必要と認識してほしい

・多くの被害者が、さまざまな後遺症に悩み、働くこともままならず、医療費やカウンセリングに膨大な費用がかかっていることを認知してほしい
・残念ながら自死を選ばれる方もとても多いことを認識してほしい
・何らかの嗜癖に走ることも多い。
・被害の痛みから目を背けるための何らかへの依存のため、また危険から身を守ることが難しい状態になってしまったりするため、何らかの犯罪を行うこともある(もちろん全てではなく少数だが、サポート・相談できることがないほどそうなってしまう)。
※女性は内向きの加害行動(自傷行為、売春等)、男性は外向きの加害行動に走ることが多いというデータがある。(もちろん全てではなく少数である)


●被害者支援について

・被害者支援センターは各都道府県に一つしかない(全てが性被害に対応できているわけではない)。それで充分という認識を改め、積極的に民間団体とも連携するよう努力してほしい。


●経済的援助がほしい

・引越し、仕事や学業を続けられなくなるなど、打撃は大きい。
・医療費も高額


●報道のガイドラインを見直してほしい

・おおもとの情報である、警察がマスコミに流す定時ニュース(?)の内容を見直してほしい
・最低限、被害者の年齢のみにする。職業等は一切不要。

・特に被害者が学生である場合、狭いコミュニティでその後の人生が大きな不利益を被る。
・学校が私立・(市町村)立・(都道府県)立・国立なのか、何年生か等は、全くもって不必要。
 (年齢とあわせて報道することで特定されたケースが多い)
・加害者と被害者が同じコミュニティの場合、被害者が特定できないよう配慮した報道をすること
 (特に学校、スポーツクラブ、学習塾、等)


●子どもの性被害への早期発見、保護にむけて

・教育関係者に、虐待通告義務を徹底通知すること
・性虐待を受けている子どもを早期発見できるよう、知識を身につけるよう研修すること


●まともな性教育を、子どもだけでなく大人も強制的に受けるようにしてほしい

・性暴力を性行為の一種くらいに考えている人が多い。
・捜査関係者、司法関係者も同じ。


●警察は防犯キャンペーンに重点を置くのではなく、加害者対策に重点を置くよう方針転換してほしい。

・加害者を分析して、防止教育した方がよっぽど効果的である。
・デートDVを、若年層だけでなく、全ての年齢層に受講させてほしい。


●弁護士への要望

・加害者側弁護士のアポなし自宅・実家訪問はやめるよう日弁連(?)で規定してほしい
・示談の申し込みはまず書面でアポをとること。拒否しているのに押しかけてこないこと。
 ビジネスではなく脅しになってる。
・過去の性経験を法廷であることないこと持ち出し「ふしだら」というイメージを与えようとする戦略は廃止する。(レイプシールド法について勉強すること。とても野蛮なことという自覚を持つこと)
・人格攻撃をしない。





・・・根深すぎ、かつ多岐にわたりすぎですね。福祉や教育、行政、司法、etc・・・。
「暴力対策省」とか「性教育省」でも作ったほうがいいんじゃないだろうか、などと思ってしまうくらいです。(対象は一般市民だけでなく、全ての国民。例えば議員や司法関係者、捜査関係者も含む)

書いてて悲しくなるくらい当たり前のこともありますね。「真面目に捜査すること」とか・・・(脱力)


まだまだあるので、ぽつぽつ加筆修正する予定です。
文体にも内容にもまとまりがないですが(汗)



ご意見、ご要望をお寄せいただくのは、前の記事でも、こちらの記事への非公開コメントでも公開コメントでも大丈夫です。もちろんメールでも(^^)
重複を避けるため、特徴あるハンドルネームをご利用いただくことのみお願いいたします。いつもと違うHNにしたいという場合ももちろんOKです。お心の安全が何よりですから。


ご無理のない範囲で、当ブログのエントリとしての、「性犯罪被害者としての要望」の加筆修正にも協力してくださると、管理人が喜びます。勉強中のところもあるので・・・。



※完成したら、同じ内容を別館にもエントリをあげる予定です。
それまでは、性暴力に理解のない方からの質問や意見は、一切ご遠慮願います。別館にあげるまでお待ち下さい。

被害者の方、その周囲の方、管理人と友好関係にある方はどうぞご遠慮なく。

抜き書き ― 「どれほど苦い・・・」

 どれほど苦い・・・



どれほど萱を刈りつづけたら

あの地平線は見えてくるの?

どれほど重い車を引いたら

あの曙へお引越しできるの?

どれほど高く跳びあがったら

高貴なつばさが芽生えてくれるの?

どれほど苦い涙を泣いたら

あの潮騒にまじり合えるの?

どれほど強い火で煮つめたら

あの皿によそれるように血は凝るの?

どれほどのどをひき裂いたら

わたしの歌はあの耳にとどくの?




新川和江詩集 ハルキ文庫 p91より

コメント投稿についてお詫び申し上げます

今まで全く気付かなかったのですが、FC2で設定されている禁止ワードが自動でフィルタリングされていたようです。

禁止ワードを設定したことはなかったので、調べてみるとFC2にそのような機能があったとわかりました。

そのために投稿できなかった方々、おそらく他にもいらっしゃったことと思います。
大変申し訳ありませんでした。

フィルタリング設定を外しました。気が付かず申し訳ありません。

メールにて教えていただいた方に感謝申し上げます。今、いただいたメールを読ませていただいています。メール、たいへんありがとうございました。
ぜひお返事させていただきたいと思っておりますので、お待ちいただけると幸いです。
取り急ぎ、御礼とお詫びを申し上げます。


今まで投稿できなかった方々に、とても悲しい思いをさせてしまったことと思い、とても申し訳ないです。
心よりお詫び申し上げます。

「犯罪被害者等基本計画」について、要望をお寄せください

犯罪被害者についての「犯罪被害者等基本計画」の見直しについて、内閣府が、被害者団体もしくは被害者支援団体から要望を聴取することとなりました。


サイトから直接送信することもできるようですが、氏名や団体等の入力が必要です。
被害者の声を届けるために、性暴力をゼロにするため、日々精力的に活動されている、性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」の方で、匿名でも要望を出せるよう、とりまとめてくださるとのことです。


私も山ほど要望はありますが、どうしても実名は出せないので、とても助かります。「しあわせなみだ」中野様に感謝いたします。

皆様も、こういうものがほしい、これがいやだったからやめてほしい、もっとこうしてほしかった、ここを改善してほしい、等々、さまざまなお気持ちがあることと思います。
どんどん、ご要望を出していただけると幸いです。

被害者の方、被害者のご家族、ご遺族の方が対象です

警察に届け出たかどうか、起訴されたかどうか、等は全く関係ありませんので、ご要望、ご意見等ある方は、お声をお聞かせ下さい。

女性だけでなく、男性、セクシャルマイノリティの方も、どうぞご遠慮なく、ご要望をお寄せ下さい
※「しあわせなみだ」中野さまに確認済みです。


内閣府のサイトhttp://www8.cao.go.jp/hanzai/seihu/2gaiyo.html より引用
************************************************************************************
※ 基本法にいう「犯罪被害者等」とは、
○ 犯罪等により害を被った者及びその家族又は遺族を指し(基本法第2条)、
○ 加害者の別、害を被ることとなった犯罪等の種別、故意犯・過失犯の別、事件の起訴・不起訴の別、解決・未解決の別、犯罪等を受けた場所その他による限定を一切していない。
************************************************************************************

ご要望は、
①「しあわせなみだ」の代表、中野宏美さまに直接送られるか、 

②私あてに、メールもしくはブログ(この記事)の非公開コメントでお送り下さい。



どちらでも、匿名で大丈夫です。
一行でも結構ですので、どうぞご意見をお寄せ下さい。


性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」 様の、締め切りは9/18 (金)です。



①性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」 代表中野様に送られる場合は、

*****************************************************************************
1)アメブロの「ルーム」にある「メッセージを送る」から http://profile.ameba.jp/nakanohiromi/
2)mixiで「メッセージを送る」から「中野宏美」「しあわせなみだ」で検索してください
*****************************************************************************

とのことです。

また、他の方とのバランスや、「しあわせなみだ」の方針と異なるご意見(加害者を赦すなど)については、変更させていただく可能性があるということですので、ご了承いただければと思います。

現在、犯罪被害者の地位はここ数年でだいぶ向上してきたとはいえ、まだまだです。犯罪被害者の中でも、特に性犯罪被害者は、対策が不十分です。先進国とは思えない状況ですので、加害者を擁護するような発言は、苦しんでいる他の被害者の方の気持ちを否定し更に苦しませてしまう可能性もあります。また、性犯罪被害者の保護、地位向上の妨げとなる可能性もあります。そのため、そういったご意見は、避けていただくよう、私からもお願い申し上げます。


②mixiやアメブロを使っていない、登録しづらいという方は、メールもしくはこのブログの非公開コメントで私あてにお送り下さい。
私あてに送っていただいたものは、こちらでまとめて、「しあわせなみだ」様にお送りいたします。

※FC2で設定した禁止ワードが自動でフィルタリングされていたようで、投稿できなかったとのご指摘をいただきました。フィルタリング設定を外しました。今まで気が付かず申し訳ありません。ご指摘ありがとうございました。(9/6追記)


メール:多面体      itisnot_yourfault★yahoo.co.jp (※★→@で送信)
ブログ:「あなたは悪くない」 http://manysided.blog85.fc2.com/

メール、非公開コメントどちらでも結構ですが、重複を避けるため、ハンドルネームは統一して下さいますようお願いいたします。特徴あるハンドルネームでお願いいたします。
非公開コメントではなく、公開したい、という場合はもちろん公開コメントで結構です。


※なお、メールの際は、一度自分あてに送信し、表示名が本名となっていないことを確認の上、お願いいたします。フリーメールでのご利用を推奨しています。

どうぞ、よろしくお願いいたします。
また、こちらの記事のことを、性暴力の被害に遭われた方、ご家族の方、ご遺族の方に、広くお知らせいただければ幸いです。






性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」 http://ameblo.jp/nakanohiromi/entry-10329478361.html から転載
************************************************************************************

犯罪被害者等基本計画」の見直しに向けた要望を提出します 
テーマ:しあわせなみだ:活動

性暴力被害者を含めた犯罪被害者に関わる「犯罪被害者等基本計画」
http://www8.cao.go.jp/hanzai/kuwashiku/keikaku/keikaku.html
が、平成22年度に見直しを予定しています。

現在内閣府では、見直しに向けた要望聴取会の開催ならびに要望を募集しています。
http://www8.cao.go.jp/hanzai/joho/event/h21hearing_d.html

性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」では、性暴力被害に遭われた方が、幸せで健康な生活を過ごせることを目指して、要望を提出することにしました。
そこで皆さんにお願いがあります。

【1.是非要望を提出してください!】
【2.匿名を希望される方は「しあわせなみだ」が取りまとめて提出します!】

1.是非要望を提出してください!
要望は「数」が一定の力を持ちます。(先日の薬事法改正では、ネットを通じた薬の販売の規制について、非常に多くの反対意見が寄せられ、話題になりました。)そこで皆さんの性暴力被害その他犯罪被害者に対する思いや、「こんな施策があったらいいな」という考えを、是非上記ウェブサイトから、要望として提出していただけたら嬉しいです。

2.匿名を希望される方は「しあわせなみだ」が取りまとめて提出します!
要望提出にあたっては名前とメールアドレスの入力が必要です。このため「個人の特定をされたくない」方や、匿名を希望される方につきましては、「しあわせなみだ」で要望を取りまとめて提出します。1行でもかまわないので、要望をいただければ嬉しいです。
いただいた文章は個人が特定されない形で「しあわせなみだ」が責任を持って提出いたします。なお他の方との文章とのバランス、ならびに「しあわせなみだ」の目標に合わない内容(例えば加害者を許すような内容)の場合は、変更させていただくことがございますので、ご了承ください。

2.を希望される方はお忙しいところ恐縮ですが、9月18日(金)までに以下の方法でご連絡いただければ幸いです。

1)アメブロの「ルーム」にある「メッセージを送る」から
http://profile.ameba.jp/nakanohiromi/
2)mixiで「メッセージを送る」から
「中野宏美」「しあわせなみだ」で検索してください

1人でも多くの、性暴力被害ゼロを願う人の声が、計画に反映されれば・・・と思います。
**********************************************************************************





私が性犯罪被害者として考えていること、要望を、続きのエントリとしてあげていますので、そちらもどうぞご覧ください。

Appendix

文字を大きく・小さく

    コメント・TBについて        

    ※ こちらは性暴力被害当事者、性暴力に理解のある方、管理人と友好関係にある方向けです。   
    ※ 上記に該当しない方は別館 へお願いいたします。
    ※ 被害者を傷つける内容、また理解しようという努力、対話する姿勢が感じられないコメントはお断りいたします。
    ※ この場の安全を守れないと判断したコメントは削除もしくは承認しません。節度のある言動をお願いいたします。

    ※ 引用する際には必ずTBをお願い致します。ただし性暴力被害者が傷つく可能性があるものは、承認しない場合があります。

    プロフィール

    てん

    Author:てん
    メール:

    (※★→@で送信可)
    itisnot_yourfault★yahoo.co.jp


    性被害にあって十数年たちます。
    刑事裁判経験者です。

    二次被害三次被害等、過酷な経験をし、性被害の後遺症もところどころありますが、それでも、わたしは生きています。今は、生きていてよかったと思います。

    だから、同じ被害にあったあなたたちに伝えたい。
    あなたは何も悪くない。どんな事情があったにしろ、あなたは悪くないのです。どんな特殊性があったにしろ、望みを捨てないでほしいのです。

    悪いのは加害者であり、無理解な社会です。あなたは、何も変わってなどいない。とても素敵なところをいっぱいもっている、素敵な人のままなのだから。


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