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私はニュース断ちすることが多かったこともあり、とても政治にうといのです。gegengaさまのようにお詳しい方のblogを読み、私も改めていろいろな問題に気付かされました。
今回も、読者様も多くいらっしゃるgegengaさまの情報発信力にとても助けられました。改めて、深く御礼申し上げます。性暴力へのご理解も、とても感謝しています。
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傍観者であろうとする第三者は、加害者である

前回書いた京都教育大学の事件について、あまりに大学側の対応がひどいものなので、他の例も交えて、被害者と加害者が同じコミュニティ(今回の場合は大学である)に属している場合について、どういう点が問題で、どうしたらいいのか、私なりに考えてみた。

「教育的配慮」…集団準強姦の重大性とズレ、京都教育大学長が会見

(一部引用)
 同大学によると、被害を受けた女子学生は、今年3月3日に教員に相談。大学側は同6日に「ハラスメント防止委員会」を設立し、教員らが、被害学生や逮捕された6人などに対して聞き取り調査を行った。
 ところが、大学側は24日、被害学生の保護者に対し「公共の場所で性的なことをした公然わいせつは6人とも認めたが、同意があったのか、無理矢理だったのか、細かいところは判断できない」とし、「警察に告訴するかどうかを考えてください」と話したという。その後、31日付で6人を無期限停学処分とした。
 会見で寺田学長は「大学は捜査機関ではないので、細かい事実を追及するのには限界があった。(大学として)警察に早期に相談しなかったのは、内密に事実確認を行うことを優先したため」と釈明した。


同意があったか判断できないって、そりゃ捜査のプロではないのだからそうだろうけど、そうだからこそ、まず相談があった時点で通報するべきとは思わなかったのだろうか。
複数犯の場合、親告罪ではなくなる。学校側としては何もできないと、被害者へ責任丸投げである。被害者を守ろうという意識が全く感じられない。
それに、同意があったのかわからない、なんて、被害者に言う言葉ではない。どれだけ被害者が傷ついたことだろうか。彼女の受けた苦痛、孤立感、絶望感を考えると、胸が張り裂けそうだ。
何も悪くない被害者が、こうした周囲の心無い(この場合、あまりに心無さ過ぎる)言動によって、さらなる苦痛を受け、追いつめられていく。
教育者としての倫理も何もあったものではない。
しかも、退学や、その後の進路についても考えなかったのだろうか。相談されてすぐではなく、3月31日付での「無期停学処分」。卒業する加害者に退学、卒業取り消し等も考えなかったのだろうか。教育者としてあるまじき行為をしたものが、教職につくことへの懸念はなかったのだろうか。
しかも、在学中の加害者は、授業を受けなくとも、学校に出てくることも考えられる。何より、被害者に再度危害を加える恐れもある。逮捕勾留されない限り、何でもできる。そういうことは一切考えていないように思われるが、学長会見では「教育的配慮」を繰り返すのみだったというから、呆れる。

京都教育大生の集団準強姦 対応めぐり文科相と大学対立

(一部引用)
6人の処分後も京都府警に通報しなかった同大学の対応をめぐり、塩谷立文部科学相と大学側の見解が対立している。2日、文科相が「大変問題だ」と指摘したのに対し、大学側は「不適切ではない」と反論。しかし、被害者側が通報したことで「あとは任せられると思った」ともしており、主体的な対応を取らなかった大学側の姿勢が改めて浮かんだ。


「不適切ではない」って・・・どこをどう考えたら、そういう主張ができるんだろう。頭が痛くなる。
しかも、被害者側が通報したことで「あとは任せられると思った」はないだろう。学校側としてもっとできることがあったはずだ。被害者も学生のひとりであり、その彼女を守るのが最優先事項ではないだろうか。




被害者と加害者が同じコミュニティに属している場合、そして加害者が裁かれない場合、被害者にはとても大きな苦痛が、現実としてのしかかっていく。

本人の承諾を得たので、例を挙げさせてもらう。

Aさんは、学生時代に被害にあった。加害者は同じ学校の同級生だった。
加害者は逮捕されたが、警察からは学校側に通報するということは行っていないと説明を受けた。また自分から通報したら名誉毀損になりかねないとも言われたと言う。

Aさんにとっては、何が真実なのか、彼女が一番良く知っている。不起訴になったら、加害者が野放しになったら、いったいどうすればいいのかと、毎日恐怖で押しつぶされそうになった。
何度も学校側に、加害者を退学にしてほしいと言おうかと思ったという。だがどこに言えばいいのかもわからなく、また自分が被害に遭ったことを申し出るのも辛く、加害者が勾留されているのだからと我慢していた。友人にすら打ち明けられなかった。
加害者のことも知っている分、衝撃が大きく、噂がひろまるのを恐れたという。
被害を受け、事件の生々しい再現等のフラッシュバック、不眠、悪夢に悩まされ、事件に関係するもの、加害者を想起させるものを回避したいと思っても(多くの被害者はこうした症状をたどる)が、同じ学校ということで考えざるを得ず、毎日が辛かったという。
なんとか普通に過ごしているように、淡々としているように見えても、一人になると、恐怖でがたがた身体が震えたり、うまく呼吸ができなかったりしたという。そういう中、一刻も早く加害者を退学にしてほしいという思いが強くなるのは当然だろう。

そんな彼女に追い打ちをかけたのが、加害者の両親の脅迫まがいの接触だった。逮捕されたことを知った加害者両親は、否認する息子の言うことを信じきって、さんざん彼女を中傷し、告訴を取り下げるよう迫った。耐えられず電話に出なくても、留守電や速達の手紙等で、攻撃は続いた。さすが加害者の両親というべきか、謝罪の言葉は一切なく、自分たちが困る、自分の娘まで結婚できなくなる等、ひたすら自己中心的主張だったという。

学校側は、加害者が突然、登校しなくなったのを不思議に思ってはいたものの、まさかそんな事態がおこっているとは思いもよらなかった。
そして、加害者は起訴された。すると、加害者の両親が学校側に怒鳴り込んだ。
加害者両親は否認し続ける加害者の言うことを鵜呑みにして、合意の上であり大したことはないはずなのに、被害者が大げさに騒ぎ立てたと主張した。

学校側はAさんを呼び出した。呼び出した名目は「謝りたい」ということだった。

被害者であると学校側に知られたこともとても辛く、また顔を合わせて話すのも、とても気が重かったが、どうなるかわからないという不安と恐怖から、早く加害者を処分してもらえるのではないかという期待で、行ったという。
認められる可能性が低いとは聞いていたものの、加害者は保釈を要求していると聞いていたため、また自分の周囲に現れて、何をされるかわからない、と、とても心配だったからだ。

決死の思いで、弁護士に付き添ってもらい、出かけたAさんは、加害者家族の主張を聞き、言葉が出ないほどのショックを受けた。同席したAさんの弁護士が事情を説明しても、片方からの事情だけでは判断できない、両方から事情を聞かなければ、学校側としては何も決断できない、という。

そして告げられたことは、実刑が確定するまで(つまり裁判が終わるまでだ。控訴上告されて何年もかかったらどうするつもりだったのだろう)、容疑者にしかすぎないため、何の処分もできない。加害者にも人権がある、と。
学校としては双方から事情をきかないとしかるべき処分ができない。あなたからは事情を聞けるが、拘留されている加害者からは事情がきけない。
弁護士が、拘置所に接見に行き、事情を聞けばよいのではと言ったが、そんな「とんでもないこと」はできない。自分たちには「そういうことに割く時間」もない。出てくるまで待つしかない、と。

せめてAさんが卒業するまで停学等にできないのか、と弁護士が言ったが、そもそもこういう事態は想定していなかったため、停学ということさえできない。規則にない。退学も、本人の自主退学しかないという。

弁護士が、無罪の可能性があればそもそもすぐには逮捕されないこと、起訴されたということは裁判にかけて有罪になる可能性が高いということ、処罰できると判断されたことなのだ、と説明しても無駄だったという。規則にないことはできない、私たちに言われても困る。そう主張して、譲らなかったそうだ。他の学校では退学の事例があっても、この学校にはないのでできない、ということだった。

さらに驚いたことに、示談すれば執行猶予がつき、学校に出てくる。それは学校としては困る。だから、あなたには頑張ってほしい、と、強制ともいえる言葉をかけられたという。
結局、「謝りたい」と言って呼び出したにも関わらず、謝罪の言葉は一切なかったという。

被害妄想かもしれないけど、と前置きした上でAさんは語る。むしろ、部屋に入ってきた時点で、じろじろ全身を眺めるような視線に、とても不快感を覚えたという。ああいう話なら、わざわざ呼び出してする必要もなかっただろうと。とても傷つき悲しい思いをした彼女の痛みがひしひしと伝わってきた。




皆さんは、この話をきいて、どう思われるだろうか。

共通しているのは、全く、被害者への配慮が感じられない点だ。
そして、捜査のプロでもないのに、「双方から事情をきかなければ対応できない」という姿勢。これは犯罪行為であり、自分たちの手に余る行為だという認識がない。警察でも否認するような輩に、素人が事情をたずねたところで、シラを切るに決まっている。
何より、京都教育大学の場合、加害者同士の口裏あわせ等の可能性は考えていなかったのか。無期停学というのも、いったいどうするつもりだったのか。自主退学を願っていたのか、それとも事態が急変する可能性を考え、加害者たちにも学校へ戻る機会を与えたつもりだったのか。情けないとしかいいようのない事態だ。

あまりの学校側の身勝手さ、無責任さを共通して感じる。教育機関とは思えない態度だ。そしてAさんの場合、「双方から事情をきく」と言っておきながらも、加害者に接触するのは嫌がっている。何より、謝りたいという名目で呼び出しておいて、なんだその仕打ちは、と思う。

いろいろな話をきいて思うのは、中学までは義務教育であり、高校からは義務教育でないが未成年であり親の保護介入もあり地域社会での立場もある。そういうわけで、何かことがおきると、わりと処分は速やかに決定される。つまり、高校までは教育機関としての役割が自然と果たされているわけだ。地域社会とのつながりも密だし、保護者との関係も密だ。

ところが、大学、専門学校、等いろいろあるが、高校卒業後の「教育機関」は、なにかコトが起きた場合の対応が、かなりバラツキが見られる。そのバラツキは、教育機関としての自覚があるかないか、という点ではないだろうか。

だいたい、大学の学長というのは、研究者である。授業を持つのさえ面倒がり嫌がる教授も多い。学生を教育しているという自覚は乏しいように思える。「学長」という肩書きは、ちょっとした威光をつけたいだけであって、学長として大学内でおきたことには責任を持つという自負はそもそもないのではないか。
まして国立だ。もちろん過去の事例をふまえると、国立大でも速やかに対処しているところもちゃんとある。だが今回の場合、こういう想定できない事態には、なんとも煮え切らない公務員的態度である(※公務員自体を否定しているわけでは全くないことを付け加えておく)。
被害者側が通報したことで「あとは任せられると思った」などと、驚きの発言をぶちかましてくれている。

この場合、被害者と加害者は同級生だ。まず、被害者の苦痛、今後の将来を考えての配慮ある行動などが、一切感じられないことに、強い怒りを感じる。それなのに「教育的配慮」と強調している。いったい何を考えているのだろう。

この事件、上述したAさんの事件のような学生間の性暴力だけではなく、あちこちで、教える側、指導する側であるはずの教師、講師、教授等から、学生への性暴力が起きている。
学校等の教育機関に限らず、習い事や、学習塾、スポーツ団体等でも起こっている。

指導者から学生への性暴力であっても、いやそれゆえの仲間意識なのか何なのかわからないが、学校ぐるみで隠蔽を図ろうとしたり、加害者を助けるような行動さえとったりもする。

逮捕された、等、事件をすぐ知り、加害者を懲戒免職にしたり退学等にするのは、私立大学、小規模な大学、専門学校等はすぐするようだ。もちろん国立でもそういうところもあった。
だが、これだけバラツキがあるのを見ると、何らかのガイドラインが文部科学省等から出すようにしたらどうかと思う。今回の京都教育大学も国立だという。あまりにいいかげんすぎる。

セクハラ等ではすまない犯罪行為(私個人としてはもちろんセクハラも性暴力であり許せないと思う)の場合の、大学側の対応をマニュアル化する、規則等をしっかり設ける等の対策が必要ではないだろうか。
「双方から事情を聞く」なんて、先の記事にも書いたが、捜査のプロでもないのに、正確な事情聴取も、その上での判断もできるわけがない。

私は被害者当事者だが、そうでない人たちからも、大学側の対応はおかしいという声が多数あがっている。
参考記事→京教大学長「教育的配慮」に抗議殺到…男子学生集団暴行事件

当たり前だ、の一言につきる。




加えて言うと、加害者というのは、異常だ。感覚がおかしい。悪いことをしたという自覚さえない。
そして、そういう人間の家族も、おかしな感覚、異常な人間性を持っているように感じる。
それが、多くの被害者たちの話をきいて、つくづく思うことである。

容疑者のひとりの父親は、大阪府茨木市の教育委員会に所属する、生涯学習部青少年課の課長で、面接、採用の最終決定にかかわる立場だったという。その父親の口利きで無期停学中に、小学校の学童保育の臨時指導員をしていた、というから呆れ果てる。
また、現場近くにいて大学から訓告処分を受けた男子学生が、大学卒業後、京都市の市立中学校に勤務し、事件発覚直後に退職していたそうだ。ばれなければそのまま勤務するつもりだったのだろうか。本当に恐ろしい話だと思う。

参考記事
父が面接・採用し停学中に学童指導員…集団準強姦容疑逮捕の京教大生
訓告処分の京教大生が市立中に講師で勤務

悲しいことに、こうして加害者たちが世間に野放しにされていく。
幸いにも、すぐ逮捕されたり退職したりなどして、子どもたちに被害が及ばなかったことがせめてもの救いだ。
「教育的配慮」というならば、そういったことまで考えての行動でなくてはいけないのではないかと思う。


7/11追記
京都教育大学の事件を検索しこちらへ来られた方へ。
集団準強姦罪の悲しく厳しい現実をこちらのエントリの最後に書きましたので、どうかご覧ください。




ぜひこちらのサイトもご覧ください。
※参考サイト  
裁判員制度における性暴力事件を考える 

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    二次被害三次被害等、過酷な経験をし、性被害の後遺症もところどころありますが、それでも、わたしは生きています。今は、生きていてよかったと思います。

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