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[C3] あらためてごあいさつ

多面体さま、こちらでははじめましてですね。
「たんぽぽ」です。

このたびは、ウェブログ開設のご連絡、ありがとうございます。
こちらこそ、重大なことを教えていただいて、ありがたく思ってます。
情報交換くらいで、たいしたことのできないわたしですが、
お役に立てることがありましたら、なんなりとおっしゃってくださいね。

[C6] ありがとうございます

たんぽぽ様、性暴力について深く考えてくださっている方の存在が、なによりとても心強く、ありがたく思っています。これからもよろしくお願いいたします。

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裁判員制度と性犯罪 (これまでの経緯 1)

裁判員制度の対象に性犯罪が含まれている。

だがしかし、現行の法律では、性犯罪においては、被害者の氏名住所等は、裁判中には伏せられるようになっている。
また、性犯罪の被害者の心理的重圧を考慮したうえで、ビデオリンク制度、パーティションでしきった遮へい措置などもとられている。

なので、当然ながら、裁判員制度において、性犯罪も何らかの配慮はされるはず。
そう、思っていた。私だけでなく、誰もが。被害者当事者も、各支援団体も、弁護士でさえも。

ところがどうだろう。5/6付けの読売新聞(オンライン)を偶然見つけて、愕然とした。まさに、さーっと音をたてて全身の血の気がひくのを感じたほどのショックだった。性犯罪被害者の個人情報が、裁判員候補者全員に知らされ、裁判員に選ばれなかった候補者は守秘義務さえないという。性犯罪被害者名も裁判員候補に開示、情報流出懸念の声

これを知ったのが5/12のことである。いてもたってもいられず、犯罪被害者支援をしている団体等にあちこち問い合わせたが、ほぼ誰もこのことをご存じなかった状態だ。

最高裁に問い合わせても、曖昧な返事で、「順番に回答しているから時間がかかる」の一点張りだった。13日に問い合わせたにも関わらず、当初は回答に10日ほどかかると。21日開始なのだからと、なんとか19日に回答してもらうよう約束を取り付けたが、それも悲しい回答だった。詳細は改めたいと思う。

しかしその間、続々と集まってきた情報では、メディアや問い合わせる団体によって、指針を示すだの示さないだの、くるくると回答内容が変わり、「例えば」の内容さえ微妙に変わっていた。曖昧なことばかり言って、最終的には、当初の回答を覆せないとわかり、最高裁はそもそも運用の細かい点には関与できる立場ではないため、各地裁の判断にまかせるとのこと。
有識者会議等を最高裁で行ってきた意味は何なのだろう。
ご協力者様によると、法務省は運用については最高裁が行っていると丸投げ。問題点としての認識もなかった模様。

司法の現場でも、性犯罪について無理解で無知であり、そして、考慮するという意識がなさすぎる、いや全くなかったのだ、ということが今回わかった。
要するに、この問題は、大きな矛盾を抱えているにも関わらず、全く手をつけることなく放置されていたということだ。そして、こんなにも重大な欠陥が明らかになったにも関わらず、どこも何の根本的解決策を示すことができないまま、裁判員制度が始まった次第である。

問題は、裁判員候補者の中で、裁判員に選ばれなかった人は、守秘義務なく、被害者の個人情報を知ることにある。事件との関係性の有無において、被告人、被害者の関係者かどうかを確かめるためということだが、性犯罪において、被害者の個人情報の保護はとても重要だ。

しつこいようだが、性犯罪の特殊性、他の犯罪との相違点というのはやはり大きく、その点で被害者のプライバシー保護、何より人権保護の点で、氏名朗読が伏せられたり、ビデオリンク制度や遮へい措置の導入がなされてきたわけだ。

悪意ある第三者によって、情報がひとりあるきした結果、とんでもない事態になるということを、なぜわからないのだろう。二次被害どころか、三次被害を招くようなものだ。

二次被害を経験した者として、いてもたってもいられず、この問題を知ってから、あちこちの関心を持ってくれそうな団体や個人へ、電話やメール等で、必死に、SOSを発信した。性暴力被害者援助の研修や、性暴力支援の講座等を行っているNPO法人 女性の安全と健康のための支援教育センター
さまを通じて、つながりのある、アジア女性資料センター様にて、緊急署名というかたちで、わずか3日でアクションを起こしていただくことができた。
そして、メディアにもとりあげていただくことができ、多くの方に問題を知ってもらうことができた。

匿名の被害者からの、SOSを真剣に受け止めて、労を惜しまず動いてくださる方がこんなにもいらっしゃることに、感謝してやみません。
土日もかかわらず、最高裁への要請文、質問状を急遽作っていただき、緊急署名を行っていただいたアジア女性資料センターの皆さま、SOSをすばやくキャッチして動いてくださった支援教育センターの皆さま、改めて、御礼を申し上げます。ありがとうございました。
そして多くの個人の方の呼びかけ、情報交換、問い合わせ等も、この動きの大きな後押しとなったと聞いています。心より、御礼申し上げます。ありがとうございました。いくら感謝してもしきれないくらいです。

そして、署名をしてくださった皆様、メール転送やブログ等で、署名をあちこちに呼びかけてくださった皆様。本当に、お力添え、ありがとうございました。

思わぬところまで、私のSOSメールが届いていて、丁寧なご返信をいただいたり、励ましのお言葉をいただくなど、とても救われる思いでした。

警察や検察、裁判だけでなく、情報流出により、たくさんの人に傷つけられることが多かったけれど、こんなにも多くの方が、危機感を持って、被害者の人権を守ろうとしてくださったこと。
大げさでもなんでもなく、生きていて良かった。大げさでもなんでもなく、素直に、そう、思いました。
まだまだ根本的解決までの道のりはまだ遠いですが、これからも、がんばろうという、パワーを、元気をもらうことができました。

皆さまの、あたたかいお心遣い、お力添え、心より御礼申し上げます。
どうか今後とも、よろしくお願いいたします。


ぜひこちらのサイトもご覧ください。
※参考サイト  
裁判員制度における性暴力事件を考える  

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    プロフィール

    Author:てん
    メール:

    (※★→@で送信可)
    itisnot_yourfault★yahoo.co.jp


    性被害にあって十数年たちます。
    刑事裁判経験者です。

    二次被害三次被害等、過酷な経験をし、性被害の後遺症もところどころありますが、それでも、わたしは生きています。今は、生きていてよかったと思います。

    だから、同じ被害にあったあなたたちに伝えたい。
    あなたは何も悪くない。どんな事情があったにしろ、あなたは悪くないのです。どんな特殊性があったにしろ、望みを捨てないでほしいのです。

    悪いのは加害者であり、無理解な社会です。あなたは、何も変わってなどいない。とても素敵なところをいっぱいもっている、素敵な人のままなのだから。


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