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それでも、過去のこと。

以前のようなひどい鬱状態には、ならなくなった。
でも。
ときどき、心がざわざわするような感覚で、苦しくなるときがある。

いつのまにか体に力が入っていて。
奥歯を強く噛んでいる自分に気付いたり。
肩に力がはいっていて、肩こりや頭痛に悩まされたりする。
胃が痛くなったりおなかが痛くなったりもする。


そういうことさえに、気付くことさえできなかったこともあった。
そのときはもっとずっと苦しかった。何が苦しいのかさえわからなかった。

今は、早めに気付くことができる。
そして、なるべくリラックスできるよう、良い香りのする好きなお茶を入れたり。猫を撫でたり。
自分にとっての“おまもり”を触ったり握ったり。目に付くところに置いておいたり。


いつもは、そういったことでかなり気持ちを楽にすることができていたのだけれど。
ここ最近は、“事件”となったこと以外にも抱えているトラウマを想起させるような出来事が相次いで。
ほんのちょっとしたことなのだけれど、それがきっかけで、少しずつ少しずつ、ひりひりと記憶のどこかが痛み出して。小さな痛みも相次いでたくさん起きると、まいってしまうと知った。

辛かった。

いっそすべて放り出して逃げてしまおうかとさえも思った。
今は、嫌なものは嫌だと言える。
適当な理由を口実として断ることも出来る。


距離を置きなさいと言うだろう人の顔を思い浮かべ。
なんとなくそれは違う気がして、黙っておこうと決めて。

何がクリアになれば出来るのか。
でも、だけど、という言葉をどんどん出しながら、自分の正直な気持ちが出てくるのを待った。


クリアになれば、と思っていることの確認さえとれない状況。
出たとこ勝負というきわめてデンジャラスな状態。


結局は、嫌だったらいつでも帰ればいい。

そう決めて。
他に楽しみを決めて、それならいいね、と“わたしのなかのちいさいこども”がオーケーを出し。
重い荷物を振り捨てて。
少し心を軽くして。


そして行ってきた。

久しぶりの故郷は、なつかしくて、そして、変わっていた。
景色も変わり街並みも変わり。
でも、なにより、人が変わった。

いる人たちも、たくさん亡くなって。
いた人も、たくさん出て行って。
逆に、当時はいなかったのに、帰ってきた人もいる。


いちばん変わって欲しかった人は、すこし変わっていた。
会いたかった人にも会えた。


小さい頃と見え方も感じ方も違う。
景色も、人たちも。


ああ、ほんとうに過去になったんだ。

そう、思うことができて。
確認することができた。


いくらカウンセラーに言われても、ほんとうにしみじみ体感するまでは、
なかなか納得できなかったこと。
トラウマのなせるワザ。


今は安全。
今は逃げることもできる。
今は、はっきり言うこともできるし、それで相手が怒っても、苦しまずにすむ。
不快なことがあれば、席を立つこともできる。
場の雰囲気を壊したなどと思い悩むこともしなくていい。
余裕があれば、適当な口実をつくることもできる。


なにより、わたしはわたしの“ホーム”に帰ることができる。
今の私の場所。
これからの私が拠点とするところ。


もう無力なままじゃない。
いやなものはいやと言える。
怒鳴られたら怒鳴り返すくらいできる。


なにより大事なこと。
ひとりじゃないと思える。
わたしは自由だということ。
感じることは、感じるままでいいんだ。


支えてくれた人すべてに、ありがとうと伝えたい。
ありがとう。

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    性被害にあって十数年たちます。
    刑事裁判経験者です。

    二次被害三次被害等、過酷な経験をし、性被害の後遺症もところどころありますが、それでも、わたしは生きています。今は、生きていてよかったと思います。

    だから、同じ被害にあったあなたたちに伝えたい。
    あなたは何も悪くない。どんな事情があったにしろ、あなたは悪くないのです。どんな特殊性があったにしろ、望みを捨てないでほしいのです。

    悪いのは加害者であり、無理解な社会です。あなたは、何も変わってなどいない。とても素敵なところをいっぱいもっている、素敵な人のままなのだから。


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